有限会社ひらの

藍サポ通信~明日に向かって~第46号


ハロウィンイベント


くれよんでは、十月にハロウィン週間と題しておやつをハロウィン仕様にしたりお菓子のつかみ取りや、設定保育でハロウィン早着替えレースをしました。お菓子のつかみ取りでは「どれだけ取れるかな?」「○○がほしいな~」とウキウキした気持ちで参加して取れたお菓子をパクパク食べて「また来年もしたいな」と話して満足そうでした。


早着替えレースでは、レースが始まると子ども達は皆「どれに着替えようかな?」「これを着ると面白そう」などの会話をして悩んで悩んで上手に着替えて楽しんでいました。着替え終わった後は自慢の仮装を披露して「いいやん、似合っているよ」と声をかけられて嬉しそうな様子でした。仮装した姿はみんなそれぞれ個性があり、可愛かったです。


ショーウィンドウもクリスマスに様変わり


クリスマスに向けて子ども達と手作りのクリスマスツリーを制作しました。形を整えた段ボールに画用紙を貼ったり色を塗ったりしてツリーの形を作り、最後は子ども達の手形をペタペタとつけて完成させました。出来上がったツリーを見て「僕の手形だよ、大きいでしょ」と自分の手形を指さしながら満足そうな表情を見せてくれました。 完成したツリーをショーウインドウに設置してからも送迎や、散歩などで外にでかける時にショーウィンドウの前を通ると子ども達から「見て見て!あれは僕が作ったんだよ」、「綺麗だね~」と笑顔で話しかけてくれます。また、自分が作った制作物が飾られていることに喜んでいる様子も感じられます。 夕方になりショーウィンドウが点灯されるとクリスマスツリーの雰囲気がグッと増します。昼間とは違う様子に地域の方々も立ち止まって眺めておられました。色んな方に子ども達の作品を見ていただけることは大変喜ばしい事です。これからも季節感のある物や子ども達と一緒に製作した物を展示できたらと思っていますので、ご家族の方々も見に来てください。


ヘルパー日誌 ~通院記録~


月に一度、通院等介助の制度を使って利用者さんと西区にある病院に通っています。西区というと平野区からは少し遠い場所になりますが、利用者さんの希望で支援を続けています。地域生活支援センターHIRANOが支援する前から通院されていたこともあり、病院の医師やスタッフさんとの付き合いは十年以上になります。過去には症状が悪化して大変な時期があり、そんな時でも親身になって対応してくれたそうです。それが今でも通いたいと思える理由になっているみたいです。ある日突然、利用者さんから「病院までの移動が長くてつらい」と相談されたことがありました。その時は近くの病院に変更する事も視野に入れて利用者さん・支援者で何度も話し合いを重ねました。お世話になった病院だからこそ 利用者さんはとても悩まれ、悩んで悩んで悩み抜いておられました。時間をかけてじっくり考えた結果、病院を変えずに通い続ける事を決断されました。時間がかかっても自分で答えをだせたこともあり、今では病院までの長い道のりであっても「運動になるし、まぁいいかな」と楽しく雑談しながら前向きに捉える事ができています。今はまだ大丈夫ですが、色んな理由で再び決意が揺らぐ時が来るかもしれません。そんな時がきたとしても今回のように利用者さん自身が答えをだせるように「病院が遠くても近くても私たちは支援しますのでじっくり考えて選んでくださいね」と言ってあげられる様に継続して支援が出来たらと思います。

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