有限会社ひらの

藍サポ通信~明日に向かって~第44号


くれよん 春の日のひととき







新年度が始まり、少しずつ新型コロナウイルスの感染対策が緩和されていく中で、現在ではしっかり感染対策をして近隣の公園まで散歩や花見をして過ごしています。 散歩の途中には、子ども達と春の花や動物を見て「あ、アゲハチョウが飛んでいるよ」「春になって桜が咲いてきたね~」と会話を楽しみ、春を感じて子ども達と活動しています。 また、公園内で「よし!四つ葉のクローバーをどちらが先に探せるか勝負しよう!」と子どもと一緒に広範囲を探したのですが、発見できませんでした。  しかし、自然にふれあうことで日々の気分転換になりました。まだ遠くまで外出することが難しい状況が続いています。 子ども達とフロアでどんな遊びをしたいかを一緒に考えたりこちらから遊びを提案したりしています。 フロアの2階3階をうまく活用して換気や座る間隔を空けて何人かで集まってゆっくりカードゲーム(大富豪・ババ抜き)やボール投げをして楽しく遊んでいます。


~相談員のつぶやき~


昨年8月に、地域生活支援センターHIRANOと相談支援事業ひらのは事業所を移転しています。新事業所では、事務スペースや、会議スペースが以前に比べて広くなり、毎月の会議も快適に行えています。関係する事業所さんとの電話連絡や、実績確認などもこの場所を使って業務しています。同じフロアーには事務部や介護のスタッフが使うスペースもあるので、日々の連絡もタイムリーに行えてい ます。 とても広い空間のフロアーですが、極、極まれに全てのスタッフがいなくなることがあり、広いスペースを私一人で使っていることがあります。 し~~んとした空間のなかでパソコンのキーボードとマウスの音だけがカチカチと響いています。ゆったりとした気持ちになれる一方で、電話対応の苦手な私はいつ電話がなるかびくびくしながら仕事を続けております。



ストレングス100個


『その人のストレングスを100個見つける事ができれば、難しいケースであっても必ず動く』 これは、とある研修で出会った方がおっしゃっていた言葉です。なんだか名言っぽい言葉だなぁと思いましたが、不思議といつまでも強く印象に残っています。 ストレングスという言葉は福祉の世界でもよく使われるようになりました。一人の利用者さんの強さ・強みを指して言いますが、能力的な部分だけでなく、その人を取り巻く環境なども含めて使われることが多いです。 例えば、「作業が得意」「スポーツが得意」というのはもちろんその人が持つストレングスですが、「隣に住んでいるおばちゃんが優しい」「家の近くに馴染みのお店がある」というのも、個人の能力とは直接関係ありませんが、その人が持つストレングスです。 一人の人物のストレングスを探そうとすれば、少しその人の事を見たり考えたりすればいくつかは簡単に見つかると思います。でも、100個見つけるとなるとどうでしょう?その人の事をよく知り、周りの環境なども含めた広い視野で見ないと難しいのではないでしょうか。とても大変なチャレンジだと思います。 100個探しているうちに、きっと新しい発見もあると思います。今まで見えてなかった部分が見えてくるかもしれません。 100個見つかればケースが動くというのは単なるおまじないではなく、真剣に向きあっってじっくり取り組む事で新しい何かが見えてくるのではないかという事だと思います。私自身、本当に難しい状況になった時には実践してみたいと思っています。 この言葉の源流について少し調べてみましたが、結局分からずでした。 もしかしたら先人たちの格言ではなく、研修で出会った方のオリジナルな言葉かもしれません。 もし御存じの方がいらっしゃいましたら、教えていただきたいなと思います。

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